実質金利とは

実質金利と名目金利を知って経済問題の理解度を高める

預金をする時に、多くの方が気にするのが金利です。
金利が高い程、一定期間預けることで利息を受け取る事が出来ます。
この金利に関連する経済用語に、名目金利と実質金利というものがあります。
名目金利とは、物価の上昇率などを加味する事無く提示される金利です。
例えば名目金利を参考にしてお金を預けたとして、お金を預けている間にその金利分を上回る程に物価が上がってしまうと、利息がついてお金が戻って来てもお金の価値が下がってしまっているので、実際にそのお金で買えるモノは預ける前より少なくなってしまいます。
これに対して実質金利は物価上昇率を加味して計算される金利となります。
こちらは、名目金利から物価上昇率(インフレ率)を差し引いて示される数値となっていて、預金や借り入れを行った結果、実質的にどれだけの金利を得る(あるいは支払う)かを予測する際の参考数値となります。
例えば名目金利10%でお金を借りてモノを購入し、返済までの間に8%物価が上昇したなら、購入したモノの価値は8%上昇しているので実質的な金利は2%だった事になります。
こうした数値は、企業などにおいて設備投資をする際の参考にされます。
貨幣は元来物々交換の代わりになるものとして誕生したものです。
ですので、実際にモノに交換出来なければその価値は無くなってしまうと言えます。
企業が投資をする際は、実質的にモノに変換出来る貨幣の価値を想定する必要がある為、実質金利を参考にする事が重要となるのです。
こうした用語を覚えておく事で、経済問題に関する理解度を上げる事が出来ます。

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